平成28年 上期筆記試験 問7

問題

図のような単相3線式回路において、消費電力1000〔W〕、200〔W〕の2つの負荷はともに抵抗負荷である。図中の×印点で断線した場合、a-b間の電圧〔V〕は。
ただし、断線によって負荷の抵抗値は変化しないものとする。

 

イ.17
ロ.33
ハ.100
ニ.167

解答

ロ.33

 

解説

中性線が断線した場合の問題ですね。

▼中性線が断線した場合、電流Iはこのように流れます。

ここで流れる電流Iは

\[I= \frac{200}{10+50}= \frac{20}{6}[A]\]

▼今回、求めるa-b間の電圧Va-bをオームの法則で求めます。

\[V_{ab}=I×R= \frac{20}{6}×10=33.3[V]\]

よって、33.3[V]

オームの法則(絶対暗記してね!

\[V=R・I\]

Vは電圧、Rは抵抗、Iは電流