平成28年 上期筆記試験 問11

問題

電気工事の種類と、その工事で使用する工具の組合せとして、適切なものは。

イ.金属線ぴ工事とボルトクリッパ
ロ.合成樹脂管工事とパイプベンダ
ハ.金属管工事とクリックボール
ニ.バスダクト工事と圧着ペンチ

 

解答

ハ.金属管工事とクリックボール

 

解説

金属管工事では、金属管を切ったり、つなげたり、曲げたりします。
切断した箇所の外側・内側にバリが発生します。
内側のバリを取るために、クリックボールとリーマーを使います。

第二種電気工事士試験 平成26年度上期試験 問17

クリックボール

リーマー

リーマー

イ ボルトクリッパは太い鉄線などを切断する工具です。金属線ぴの切断には使用しません。

第二種電気工事士試験 2種金属線ぴ

2種金属線ぴ(レースウェイと呼ばれます)

ロ パイプベンダは金属管を曲げる時に使用する工具です。合成樹脂管工事には使用しません。
ちなみに、合成樹脂管を曲げる時には、トーチを使って熱し、曲げます。

トーチ

トーチ

二 圧着ペンチはケーブル、絶縁電線の接続する際に使用します。
バスダクト工事には使用しません。
ちなみに、圧着ペンチを使うリングスリーブ圧着接続は、技能試験でも何回も行いますよ。


リングスリーブと圧着ペンチ