問題
一般用電気工作物の低圧屋内配線工事が完了したときの検査で、一般的に行われていないものは。
イ.絶縁耐力試験
ロ.絶縁抵抗の測定
ハ.接地抵抗の測定
ニ.目視点検
解答
イ.絶縁耐力試験
解説
竣工検査の問題。
一般電気工作物が新たに施工された場合には、その電気工作物が適切かどうか調べる必要があります。
その基準となるものが電気設備技術基準です。
新設時の検査を竣工検査といいます。
以下、竣工検査では、絶縁耐力試験は行わない。よって、イが不適切。
竣工検査の内容と順番(暗記してね!)
- 目視点検 :正しく設置されているか目視で確認
- 絶縁抵抗の測定 :絶縁抵抗計で電路の絶縁を確認
- 接地抵抗の測定 :接地抵抗計で接地がとれているか確認
- 導通試験 :回路計で導通を確認
- 通電試験 :電圧計、電流計、回路計などで確認