試験について2記事目。
- 上期と下期、どっちの試験を受けよう?
- 難しさとか変わるのかな?
- 合格率とかの違いが知りたいなぁ
このような疑問に答えます。
初めに言っておくと、難易度の違いは、統計的にはありません。
でも、勉強できる期間が違ったり、合格率の違いはあります。
以下で詳しく解説するため、どちらに受けるか悩んでいる方は、スッキリさせましょう!
「そもそも、どんな試験なの?」「筆記・技能試験って何?」など、
試験について知りたい方は
この記事の前にこちらをどうぞ!
スケジュール優先で選んで良い
上期・下期の受けやすい方を選んで大丈夫です。
学校・仕事等のスケジュールを付けやすい方を選びましょう。
試験日だけでなく、試験2週間前も休みが取れるとより良いですね!
(技能試験の勉強は、1時間ほどのまとまった時間が必要になります。)
上期 筆記 6/4(日) 技能 7/22(土)or 7/23(日)
下期 筆記 9/30(土) 技能 12/2(土)
試験地 「下期は受験地が少ない」
上期に比べ、下期は受験地が少ないです。
地方在住の場合、しっかりチェックしておきましょう。
例えば、四国では香川、九州では福岡だけ…ですからね。
勉強期間を上期、下期で比較
筆記試験、下期は上期に比べて1カ月長いんです。
上期 約2カ月
(4月5日~6月4日)
下期 約3カ月
(6月28日~9月30日)
技能試験の勉強期間も1週間、長いです。
上期 1カ月と3週間
(6月4日~7月22日 or 23日)
下期 丸2カ月
(9月30日~12月2日)
勉強期間だけで見たら、下期の方が勉強できますね!
ただし、下期の合格率が高いか…
と言えば、そうでもありません。
合格率の比較「上期が高い」
勉強期間は下期が長かったんですが、合格率は上期が高いです。
以下データは試験センターから公式に公開されている値より、計算しました。
受験の申込者と合格者の割合では、上期が10ポイント以上高まっています。
データ参照元:(一財)電気技術者試験センター
これは、勉強への意気込みの違いかも。
多くの受験される方を見ている時に、次のように感じることがありました。
勉強の意気込みが上期の方が高い…気がする
上期を受験される方の方が、「絶対に合格する!!!」と意気込んでいる方が高いと思います。
(個人差が大きいことに加えて、完全に私の主観的な意見です)
私の想像では、試験に申し込んだ後の時間の長さが意気込みの大小につながっていると感じています。
先ほど述べた通り、試験の申込日~筆記試験日を比較すると、
上期は2カ月、下期は3カ月でしたね。
1カ月間の違いが、申し込んだ後の心の余裕につながっているのかも…しれません。
以下、受験生の心の声です。
受験生「試験に申し込んだ!残り2カ月!ちょっとずつやっていくか!」
初めの1カ月は適度に休みつつ、ちょこちょこ勉強。
残り3週間くらいで、最後の追い込みとして頑張って、無事合格。
対して、下期はこんな感じ。
受験生「試験に申し込んだ!3カ月ある!まだ焦らず、もう少し後で始めるか…。」
1か月後…まだ、まだいけるでしょ!
2カ月後(テスト1カ月前)もう半分以上サボってしまった、もう無理や…諦めよう…。
こんな具合になっているのでは、と勝手に想像しています。
事実、下期試験は欠席者の割合が高いんです。
公式のデータを参考に、
筆記試験の申し込みをされた人数から受験者を差し引いた数
=欠席者と解釈して計算してみました。
データ参照元:(一財)電気技術者試験センター
下期の欠席者がかなり多いことが分かるのではないでしょうか。
平成27、28年度では改善に向かってますが、それでも10%くらいの差異(上期比)があります。
かなり私の妄想が入っておりますが、
統計的な合格者数、合格する意欲の高い人が多いと感じるのは上期です。
スケジュール、受験地で問題がないようなら、上期受験がベターだと思います!
まとめ「上期と下期、どちらを受けるべきか」
- 原則、自分の受けやすいスケジュールに合わせるべき
- 下期の受験地は少ないから、地方在住の方は要チェック
- 勉強期間は下期の方が1カ月多い
- けど、合格率は上期の方がわずかに高い
- 感覚的には、上期の方がやる気ある人が多い
時間に余裕があり過ぎると、余裕を感じてサボり気味になる私は上期受験でした(笑)
時間足りる?など、不安もありましたが、無事に合格できましたよ!
私の想像も多く語りましたが、
スケジュール・受験地を優先に考えて決めればOKです。
どちらを受験するか、決めてしまいましょう!