平成28年 上期筆記試験 問30

問題

電気用品安全法の適用を受ける次の電気用品のうち、特定電気用品は。

 

イ.定格電流20Aの漏電遮断器

ロ.消費電力30Wの換気扇

ハ.外径19mmの金属製電線管

ニ.消費電力40Wの蛍光ランプ

 

解答

イ.定格電流20Aの漏電遮断器

 

解説

特定電気用品安全法の問題。電気用品例を覚えておかなければ解けません。よく出るものはある程度決まっているため、しっかりと覚えておきましょう。

▼特定電気用品は特定電気用品とそれ以外に分けられます。

電気用品安全法 特定電気用品の表示マーク解説
特定電気用品の例(暗記してね!

電線(定格100V以上600V以下)

  • 絶縁電線(公称断面積100mm2以下)
  • キャブタイヤケーブル(公称断面積100mm2以下、心線7本以下)
  • ケーブル(公称断面積22mm2以下、心線7本以下)
  • コード

配線器具(定格100V以上600V以下)

  • ヒューズ(1A~200A)
  • 点滅器(30A以下)
  • 開閉器・配線用遮断器・漏電遮断器(100A以下)
  • 携帯発電機(30V~200V)

 

特定電気用品以外の電気用品の例は、電線管・換気扇・変圧器(リモコン・ベル用)等がよく登場します。

 

選択肢を見てみると、

イ.定格電流20Aの漏電遮断器
→特定電気用品です。適する。

ロ.消費電力30Wの換気扇
→換気扇は特定電気用品以外の電気用品です。不適切。

ハ.外径19mmの金属製電線管
→電線管とその他の付属品は、特定電気用品以外の電気用品です。不適切。

ニ.消費電力40Wの蛍光ランプ
→蛍光ランプは特定電気用品以外の電気用品です。不適切。

よって、イ。