問題
電気用品安全法の適用を受ける次の電気用品のうち、特定電気用品は。
イ.定格電流20Aの漏電遮断器
ロ.消費電力30Wの換気扇
ハ.外径19mmの金属製電線管
ニ.消費電力40Wの蛍光ランプ
解答
イ.定格電流20Aの漏電遮断器
解説
特定電気用品安全法の問題。電気用品例を覚えておかなければ解けません。よく出るものはある程度決まっているため、しっかりと覚えておきましょう。
▼特定電気用品は特定電気用品とそれ以外に分けられます。
特定電気用品の例(暗記してね!)
電線(定格100V以上600V以下)
- 絶縁電線(公称断面積100mm2以下)
- キャブタイヤケーブル(公称断面積100mm2以下、心線7本以下)
- ケーブル(公称断面積22mm2以下、心線7本以下)
- コード
配線器具(定格100V以上600V以下)
- ヒューズ(1A~200A)
- 点滅器(30A以下)
- 開閉器・配線用遮断器・漏電遮断器(100A以下)
- 携帯発電機(30V~200V)
特定電気用品以外の電気用品の例は、電線管・換気扇・変圧器(リモコン・ベル用)等がよく登場します。
選択肢を見てみると、
イ.定格電流20Aの漏電遮断器
→特定電気用品です。適する。
ロ.消費電力30Wの換気扇
→換気扇は特定電気用品以外の電気用品です。不適切。
ハ.外径19mmの金属製電線管
→電線管とその他の付属品は、特定電気用品以外の電気用品です。不適切。
ニ.消費電力40Wの蛍光ランプ
→蛍光ランプは特定電気用品以外の電気用品です。不適切。
よって、イ。