第二種電気工事士の試験難易度はどれくらい?合格率は?

電気の試験と聞いて、自信はありますか?

  • 電気というか、物理・数学も全然覚えてないんだけど…
  • というか、電気の勉強なんてやったことない
  • 手先も不器用だし…

こんな状態で、本当に試験合格できるの?…と不安かもしれません。

私もそうでした。
更に、受ける前はこんな気持ちもありました。

いやいや、、、電気について何も分からないし、
不器用で工具というか、ドライバーくらいしか握ったことない…。

まさに昔の私ですが、1発合格でした!

もし、難易度で試験を受けるか悩んでいるなら、受けることをオススメします。
統計的な試験の難易度・合格率と、私の体験談を紹介しましょう。

第二種電気工事士の合格率を数字で見てみた

体験談・感情論は後述するとして、まずは、統計的なデータを見てみましょう!

試験を申し込んだ人は最終にどれだけ合格できているのか。
そして、合格率のデータです。

試験申込者 最終(技能試験)合格者 (合格率)

平成23年 106,871 → 52,341 (41%)

平成24年 113,346 → 53,082 (39%)

平成25年 125,435 → 64,000 (44%)

平成26年 121,305 → 57,751 (41%)

平成27年 133,909 → 59,441 (36%)

平成28年 130,228 → 62,216 (41%)

データ参照元:(一財)電気技術者試験センター 試験実施状況より

この表を見ると、合格率は大体40%ほどでしょうか。
しかし、この”申し込んだ人”の中には申し込んだけど、試験は受けなかった人もいるため、実質的には50~60%です。

一般的な国家試験の中では、やや易しいくらいに位置付けられているのもあり、
誰でもしっかり勉強すれば合格できる、現実的な資格と言えます。

ちなみに、欠席者など、もっと細かく分析したデータは別記事にあります。

 

実際の体験談で合格率を見てみた

いきなりですが、私は電気工事士試験の教育の立場にありました。

電気工事士試験を初めて受けたのは3年前。

もちろん、合格はしたんですが、教える立場の新米だったため、
翌年度も、もう一度第二種電気工事士試験を受験、そして、第一種電気工事士試験も受けました。

全て、なんとか通りました。

多くの受験生を教えた経験と自身も合格するために勉強した経験から言うと、
どんな素人でも、2カ月勉強すれば十分合格できます。

数学の基礎知識もいりません。分数の掛け算ができれば、大丈夫なくらい。
やる気と毎日1時間くらいの勉強時間さえあれば十分に合格できます。

合格率で悩んでいるけど、やる気があるなら是非とも受けましょう!

ド素人+手先不器用でも、合格できるの?

ホントに大丈夫!

このページを見るくらい、しっかり調べられているあなたなら、やる気さえあれば、大丈夫ですよ。

むしろ、ド素人+手先不器用な人の方が、苦手意識から、しっかりと効率的な合格方法を得ている気がします。

不器用な人ほど、正しいやり方を見ようとしてくれますし…!

実際、現場から来た人は間違った我流を貫いて、落ちるなんてことも結構あります。

正しい方法を身に着ければ、誰でも合格できます。

 

まとめ

  • 第二種電気工事士試験の合格率は40%(実質50~60%)
  • でも、やる気と勉強時間さえあれば十分合格できる
  • 1日1時間を1カ月くらい
  • 素人の方が、効率の良いやり方を身につけられて合格に近づく場合も

不安というか諦めくらいの気持ちだったけど、やってみると合格できた。
合格した喜びはもちろん、自分にも努力ができることが分かって、良かった!
すごい自信ついた!と言われる方も大勢いました!

あなたが、難易度で悩んでいるなら、受けてみましょう!
努力が十分報われる試験ですよ!

以上、第二種電気工事士試験の難易度についてでした!